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堀 充孝 - 九州工業大学 博士(工学) - パルス着磁を用いた鉄筋コンクリートの鉄筋位置とかぶり厚の推定に関する研究

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書誌事項

タイトル

パルス着磁を用いた鉄筋コンクリートの鉄筋位置とかぶり厚の推定に関する研究

タイトル別名

Depth estimate of steel bars by using pulsed-magnetization

著者名

堀 充孝

学位授与大学

九州工業大学

取得学位

博士(工学)

学位授与番号

甲工第430号

学位授与年月日

2017-03-24

注記・抄録

本論文では 本章を含めて5章で構成しており,以下にその概要を示す。

第1章では,本研究の社会的意義を明確にし,コンクリート構造物の劣化とその調査法,従来の鉄筋の位置,かぶり厚の推定方法を示す。しかし,従来の推定方法においても課題があり,今もなお研究がつづけられている一端を示す。本研究に関わる特許調査,文献調査を行い,本論文において提案する鉄筋の位置,かぶり厚の推定方法は,今までにない全く新しい手法であることを示すとともに本研究の目的を示す。

第2章では,鉄筋をコンクリート表面からパルス着磁し,コンクリート表面における磁束密度の分布を測定することにより鉄筋の位置,かぶり厚,鉄筋の直径を推定する全く新しい手法について研究を行なった。単独で配筋した鉄筋における着磁後の磁束密度分布を分析し推定する方法を提案し,実験と磁場解析により本手法の妥当性について確認を行ったので報告する。パルス着磁法,磁束密度分布を測定するための磁気センサについても詳述する。本研究において,実験は,一般的にコンクリートは非磁性材のみにより構成されているため空気層と考えて行った。磁場解析にJSOL社製の市販ソフトJMAGを用いて行った。

第3章では,鉄筋位置を推定することは,かぶり厚の推定に重要な情報である。複数配置された鉄筋の位置を推定するためには,着磁する位置を順次変えながら磁束密度分布の測定を繰り返し行うことで,その特徴点から鉄筋の位置を推定することが可能であることを示す。しかし,鉄筋の位置を効率良く推定することが必要であり,本研究では,最適回数のパルス着磁を行い,その磁束密度分布から鉄筋の位置を推定する方式を提案し,磁場解析と実験により検証を行ったので報告する。

第4章では,複数配置された鉄筋のかぶり厚を推定する方法を提案した。複数配置された鉄筋の位置を推定した後に,2個のコイルをコンクリート表面の鉄筋位置に配置し,異極と同極でパルス着磁を行い,各々の測定した磁束密度分布の結果から複数配置された鉄筋のかぶり厚を推定する。本手法は今までに無い全く新しい手法であり,磁場解析と実験によりかぶり厚の推定法の妥当性を確認した。

最後に第5章では,本研究の総括を行い,今後の研究課題を述べる。

九州工業大学博士学位論文 学位記番号:工博甲第430号 学位授与年月日:平成29年3月24日

第1章 序論|第2章 パルス着磁を用いた鉄筋のかぶり厚と直径の新しい評価方法|第3章 パルス着磁による鉄筋位置の推定法|第4章パルス着磁を用いた複数鉄筋かぶり厚の推定|第5章 結論

平成28年度

九州工業大学博士学位論文(要旨)学位記番号:工博甲第430号 学位授与年月日:平成29年3月24日

目次

  1. 2017-10-02 再収集 / (index.pdf)

各種コード

NII論文ID(NAID)
500001036844
NII著者ID(NRID)
  • 8000001129891
本文言語コード
  • jpn
大学ID

0071

CAT機関ID

KI000844

データ提供元
  • 機関リポジトリ
  • NDLデジタルコレクション

キーワード

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